FC2ブログ

TOB、MBO、合併などの記事 (1/25)

東京製綱(5981)の上限付きTOB(敵対的?)

日本製鉄(5401)が東京鉄鋼に対して
上限付きTOBを実施すると1月21日に発表しました。
まとめておこうと思います。

TOB実施期間 1月22日(金)から3月8日(月)まで(30営業日)
応募するための最終買付日 3月4日(木)
決済の開始日 3月15日(月)
価格 1500円
上限 1,625,500株
下限 なし

会社側の意見はこれから
引け後にリリースを出しておりますが
「一方的かつ突然に行われたものです」
という事で、敵対的ムードです。

公開買い付け代理人 大和証券

発行済み株式 16,255,173株(自己株式を除く)

日本製鉄の持ち株 1,610,964株

応募しないと思われる株主
日本マスター信託(パッシブと思われる) 1,169,000株
日本カストディ信託(パッシブと思われる) 490,000株
東京ロープ共栄会(取引先) 446,000株
ハイレックスコーポ(取引先) 400,000株
日本カストディ信託口5(年金やパッシブ?) 292,000株
横浜ゴム(取引先) 267,000株
従業員持ち株会 227,000株

日本製鉄の持ち株と応募しないと思われる株式を除いたその他株式
→11,353,209株

その他応募可能株式の50%が応募すると考える

推定応募株数 5,676,604株

応募増加要因 直近上がってるとこに、さらにプレミアム高い、

応募減少要因 敵対的であること、下位株主には他にも取引先が?

推定当選率 28.6%

当選分理論価格 1500円×0.286=429円
ハズレ分推定価格 直前でかなり上がってるけど
一応発表前終値の1072円にしておきます。
ハズレ分理論価格 1072円×0.714=765.4円

推定理論価格 429円+765.4円=「1194.4円」
こんなんでました。

買い取り株数が少ないので、推定理論価格としては
どうしてもこれぐらいになってしまいます。
敵対的であるという計れない部分をどれぐらい見積もるか
ですね。参加するチャンスあるのでしょうかというところです。
スポンサーサイト



日立金属(5486)のスケジュール

14日に2次入札観測があった日立金属ですが
スケジュール的にどうなりそうか、まとめておきます。

まず日立金属の観測報道から(1月14日14:57)
ブルームバーグから、抜粋です。
「日立製作所が進めている上場子会社の日立金属売却で、
2次入札の締め切りが2月中旬に設定されていることが14日までに分かった。
米ベイン・キャピタルや米KKRなど投資ファンド3社が応札する見込み。
事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に明らかにした。

複数の関係者によると、日立は昨年12月に1次入札を実施。
ベインやKKRのほか、米カーライル・グループ、アポロ・グローバル・マネジメン
トが応札した。このうち、アポロを除く3ファンドが2次入札に進むという。
政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)と、国内系ファンドの
日本産業パートナーズ(JIP)もいずれかの陣営とコンソーシアム
を組む形での参画を模索している。

ブルームバーグの報道後、場中に値を下げていた日立金属の
株価は急反発、報道前に比べて1.3%高い1593円
(前日終値比0.89%高)で引けた。
14日時点の日立金属の時価総額は約6800億円で、
売却総額は7000億ー8000億円程度が目安となりそうだ。
その場合、日立の持ち分売却価格は約4000億円となる可能性がある」

こんな感じです。
まあ記事中の金額についてはあまりアテにしない方が良いでしょう。
日立工機の時は日経が1500億円超の観測記事を出しましたが
出てきた数字は総額1470億円でした。
とはいえ見てポジってしまいますけどねw

昨年売却された日立化成のスケジュールから
今回の日立金属のスケジュールを推測してみたいと思います。

2019年
10月10日 2次入札の観測報道(ロイター)
11月15日 2次入札の締め切り日(日経ビジネス)
11月27日 9000億円観測報道(産経BIZ)
12月18日 総額9600億円、昭和電工発表(4630円、2月予定)
2020年
3月23日 TOB開始、4630円(コロナ禍で遅れた面も) 

こんな感じでした。これから推測すると、日立金属の場合は

2月中旬 2次入札締め切り
2月末~3月初旬 観測報道があるかも?
3月中旬 正式発表
6月中旬 TOB開始?(この会社も競争法の絡みありそうですよね)

こんなスケジュール感になりそうです。
3月末とかぶると、他の事もあるので、資金繰り大変そうですね。

川辺(8123)の上限下限付きTOB

一広(非上場の親会社)が川辺に対して
上限下限付きTOBを実施すると12月22日に発表しました。
まとめておこうと思います。

TOB実施期間 12月22日(火)から2021年1月25日(月)まで(20営業日)
応募するための最終買付日 1月21日(木)
決済の開始日 2021年1月29日(金)
価格 1300円
上限 518,500株
下限 429,080株

会社側の意見は賛同
本公開買付けに応募するか否かについては株主の判断に委ねる

公開買い付け代理人 みずほ証券

発行済み株式 1,825,800株(自己株式を除く)

伊藤忠商事の応募契約 429,080株(を下回らないという契約)

伊藤忠の残りの持ち株 36,800株(譲渡制限なし)

一広の持ち株 485,700株

応募しないと思われる株主
越智康行氏 19,800株(現任取締役)
株式会社 丸加 13,024株(取引先)

丸山氏(55,000株)大島氏(13,000株)は純粋な投資家ぽい
川辺姓のお三方(合算で98,342株)は応募しないと思われるけど
確信は持てない感じ。 

応募契約と応募しないと思われる株式を除いたその他株式
→878,196株

その他応募可能株式の35%が応募すると考える
とても難しい
伊藤忠が全部応募する可能性があると思われるが
上位株主がすべて不応募かなと思われるし。

応募契約足した、推定応募株数 736,449株

応募増加要因 業績不振。コロナ逆風

応募減少要因 取り扱いがみずほ証券
          株主優待あり(個人株主が多そう)

推定当選率 70.4%

当選分理論価格 1300円×0.704=915.2円
ハズレ分推定価格 発表前終値の930円
ハズレ分理論価格 930円×0.296=275.3円

推定理論価格 910円+279円=「1190.5円」
こんなんでました。

やや保守的な気もしますが、とりあえずこれぐらいで。
いつもそうですが、どれぐらい応募あるか読み辛いですね。
伊藤忠は下限分応募する契約ですが、残りはザラバで売る事
も可能な条件になっております。

双信電機(6938)の上限下限付きTOB

釜屋電気(非上場)が双信電機に対して
上限下限付きTOBを実施すると11月30日に発表しました。
まとめておこうと思います。

TOB実施期間 12月1日(火)から2021年1月4日(月)まで(21営業日)
応募するための最終買付日 12月29日(火)
決済の開始日 2021年1月12日(火)
価格 460円
上限 7,815,600株
下限 5,560,000株

会社側の意見は賛同
本公開買付けに応募するか否かについては株主の判断に委ねる

公開買い付け代理人 野村證券(野村ネット&コールでも可)

発行済み株式 15,598,481株(自己株式を除く)

日本碍子の応募契約 5,560,000株

日本碍子の残りの持ち株 786,000株(継続保有意向)

応募しないと思われる株主
自社社員持株会 191,000株 

応募契約を除いたその他株式 9,061,281株

その他応募可能株式の45%が応募すると考える
(金融機関の分もあるのでこれぐらいで
あと条件の近い今仙電機の結果から、これぐらいに)
4,077,576株

応募契約足した、推定応募株数 9,637,576株

応募増加要因 取り扱いが野村證券(ネットで完了)
          わりと浮動株比率高い。

応募減少要因 プレミアム低め
          TOB発表時よりTOB価格低い

推定当選率 81.1%

当選分理論価格 460円×0.811=373.1円
ハズレ分推定価格 発表前終値は洩れてる感あるので
12か月移動平均(415円)にしておきます
ハズレ分理論価格 415円×0.189=78.4円

推定理論価格 373.1円+78.4円=「451.5円」
こんなんでました。

あまり理論値は関係なくて、いくつ応募があるかと言うところがカギですね。
TOB前の方が高かったので、いびつな形になってます。
現状ではサヤ抜き目的の買いは少ないと思われます。
日程も含めて、ややイレギュラー案件かと思います。

プレサンスコーポレーション(3254)の上限付きTOB

オープンハウス(3288)がプレサンスコーポレーションに対して
上限付きTOBを実施すると11月13日に発表しました。
まとめておこうと思います。

TOB実施期間 11月16日(月)から2021年1月14日(木)まで(38営業日)
かなり長い・・・
応募するための最終買付日 2021年1月12日(火)
決済の開始日 2021年1月20日(水)
価格 1850円
上限 19,881,500株
下限 なし

会社側の意見は中立
本公開買付けに応募するか否かについては株主の判断に委ねる

なお当案件は第三者割当増資とセットになってます
TOBはプレミアム付き、第三者割り当てはディスカウントという流れ

公開買い付け代理人 日興証券

発行済み株式 64,780,005株(自己株式を除く)

オープンハウスの持ち株 20,621,100株

応募契約
パシフィック 4,621,700株
山岸忍氏 183,200株

応募しないと思われる株主
自社従業員持ち株会 504,900株
土井豊氏(現社長) 270,435株

その他株式 38,578,670株(応募契約を除いた応募可能性のある株式)

その他応募可能株式の65%が応募すると考える
(外国人はシビア、ファンドが多い感じで)
25,076,135株
応募契約が
4,804,900株
推定応募株式
29,881,035株

応募増加要因 外国人投資家が多め

応募減少要因 プレミアムそれほどない、株主優待あり

推定当選率 66.5%

当選分理論価格 1850円×0.665=1230.3円
ハズレ分推定価格 発表前終値(1560円)にしておきます
第三者割当の分は考慮しておりません。
ハズレ分理論価格 1560円×0.335=522.6円

推定理論価格 1230.3円+522.6円=「1752.9円」
こんなんでました。

公開買い付け期間が長いので、利回り的に考慮が必要。
まだホヤホヤなので、いくらで推移するかわかりませんね。
地味にチャンスがあれば良いと思ってます。