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デサント(8114)の敵対的TOB(上限付き)

伊藤忠(8001)(名義はBSインベストメント)
がデサントに対して敵対的TOBを実施しております。
この案件は1月31日に発表されております。

いろいろまとめておこうと思います。

TOB実施期間 2019年1月31日(木)から3月14日(木)まで(30営業日)長い
応募するための最終買付日 3月11日(月)
決済の開始日 3月22日(金)←3月配当優待権利取りに間に合う。
価格 2,800円
上限 7,210,000株
下限 なし

公開買い付け代理人 野村證券(野村ネット&コールでも可)

発行済み株式 76,924,176株
自己株式     1,515,767株

伊藤忠の持ち分 22,954,300株(応募しない株式)

石本記念デサントスポーツ財団 1,652,743株(応募しないと思われる)
石本和之氏 1,600,598株(応募しないと思われる)
デサント共栄会 1,429,932株(応募しないと思われる)
石本雅敏氏 932,000株(応募しないと思われる)
その他現任取締役の持ち株 111,800株
(伊藤忠出身者を除く、応募しないと思われる)

その他株式 46,722,036株(応募可能性のある株式)

帝人フロンティア 2,034,000株(取引先)
東洋紡STC    1,594,791株(取引先)
安踏(ANTA)   5,384,692株(取引先)発行済み総数の7%で計算。
(注、日経報道)→デサント商品を中国で販売する中国スポーツ用品
大手の「安踏(ANTA)」はデサント株を約7%保有するが
関係者によるとANTAもデサントの中国事業強化を望んでいる
といい、伊藤忠と協力関係を築く可能性がある。

このあたりは普通に考えて応募しないと思われます。敵対的である限り。

とすると残りは「37,705,553株」まず数字だけ羅列します。
残り株主の50%が応募 38.2%買い取り
残り株主の40%が応募 47.8%買い取り
残り株主の30%が応募 63.7%買い取り
残り株主の20%が応募 95.6%買い取り

ハズレ券がTOB発表前の1,871円で売れると考えた場合の損益分岐点
50%応募、38.2%買い取りの場合 2225.8円
40%応募、47.8%買い取りの場合 2315.0円
30%応募、63.7%買い取りの場合 2462.7円
20%応募、95.6%買い取りの場合 2759.1円

揉めてるから、ハズレ券は2,000円ぐらいでは売れるんじゃね?想定
50%応募、38.2%買い取りの場合 2305.6円
40%応募、47.8%買い取りの場合 2382.4円
30%応募、63.7%買い取りの場合 2509.6円(個人的にはこのあたりかなと?)
20%応募、95.6%買い取りの場合 2764.8円

2月9日の終値からすると、対抗TOB等なし、敵対的なまま〆切へ
の前提だと、30%応募、63.7%買い取り、ハズレ券2000円ちょいぐらい
の時価ですかね。

何もこの先ないけど、どろどろしたまま〆切へというのがメインシナリオ
実務的にはやっぱ5%ぐらいは欲しいので、2400円ぐらいがあれば
まずまずのポジションになるかも?

ただかなり想定される振れ幅が大きく
(たとえば対抗措置取れば株価は上がるでしょうし
もしデサントがTOBに賛成すれば株価は下がるでしょう)
難しい案件であることは間違いないですね。
ゆえにハイリスク・ハイリターンと考えます。

<3/18追記>
47.7%の当選率でした。
個人的には60%前後と思っていたので、やや低かった印象です。
敵対的という事と、期末が近いという事を評価し過ぎたのかもしれません。
野村證券は応募しやすいので、集まりやすいというのもありますね。

個人的には2620円で手仕舞いしてしまいました。
これで十分だろと価格に負けてしまった感じです。

2450円ぐらいではいくらでも買えたと思うので
2800円×0.477=1335.6円
2491円×0.523=1302.8円
「2638.4円」となり「7.7%」ぐらいのパフォーマンスと良案件でした。
もう少し安く買えたかもしれませんし、2491円は寄り値ですので
うまく立ち回ればもっと取れたかもしれませんね。

ただ、不確定要素が多すぎたので、たまたま結果が出ただけと
いう面もあるかもしれません。
実際に当選率も、ハズレ券価格も想定よりハズレておりますし・・・
「応募すればなんとかなる!?」
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