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日本アセットマーケティング(8922)の自己株公開買付

日本アセットマーケティングが自己株式をプレミアムを付けて
公開買付することが2月5日に発表されました。
珍しい案件ですね。自分的にまとめておこうと思います。

TOB期間 2月6日(木)~3月6日(金)まで20営業日←短い
応募するための最終買付日 3月4日(水)
決済の開始日 3月31日(火)←長い、3月末優待取りに使えない事に注意

価格 130円
上限 61,971,700株
下限 なし 
応募は株主の判断に任せる(株主還元の一環とのスタンス)

公開買い付け代理人
SMBC日興証券

発行済み株式 774,644,547株(自己株式除く)

うち634,213,547株、応募せず(パンパシの持ち株)
うち90,200株 口頭で応募しない意向(現任取締役等の持ち株)

その他応募可能株式数 140,340,800株
うち70%が応募すると仮定すると

〇大株主欄にいる、中山高徳氏と藤見幸雄氏はずっと持ってるので
応募しなささそうだけど、そもそもその他大株主の持ち株比率が
低く影響は控えめ。

応募上昇要因
〇あまり無さそう

応募低下要因
〇プレミアム少な目
〇高値で取得した株主それなりに多い

推定応募数 98,238,560株
推定当選率 63.1%

130円×0.631=82.0円(当選分理論価格)
落選後推定株価105円(2月5日終値)
105円×0.369=38.7円(落選分理論価格)

82.0円+38.7円=120.7円(推定理論価格)
こんなんでました。
常にそういうものではありますが、株価推移によって応募率も
かなり変わるとは思います。

「上記は税金を考慮した理論価格ではない事を御含み置きください」
この案件は、みなし配当課税になると思います。以下コピペです。

「本公開買付けに応募して交付を受ける金銭の額が、当社の資本金等
の額(連結法人の場合には連結個別資本金等の額)のうちその交付の
基因となった株式に対応する部分の金額を超過する場合は
当該超過部分の金額は配当所得とみなして課税されます。
当該配当所得とみなされる金額については、原則として20.315%(所得税
及び復興特別所得税15.315%、住民税5%)の額が源泉徴収されます」

この部分がいくらあるかは、会社側に聞いてみないとわからないところです。
という事で実務的な損益分岐点はもう少し厳しくなると思います。

<追記>
ギリギリ100%買い取りでした。
イレギュラーな感じで、あまり注目されなかったのも良かったかもしれません。
応募直前に崩れる場面もありましたが、122円~124円ぐらいで推移することが
多く、5%ぐらいは表面で取れましたね。税金の絡みもありますけど。
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